経審X2点 広島県内企業の『収益力』をみる

広島

経審X2点 点数別の状況(広島県内企業)

 建通新聞社は、経営事項審査で経営規模を測る評価項目の一つ、X2について広島県内企業の点数を集計、分析した。EBITDA(利払前税引前償却前利益)の平均額を基に算出する、収益率指標の「EBITDAマージン」の県内企業平均は、岡山県内の平均と比べ約0・6ポイント高い4・2%だった。全体平均(621点)を上回る700点以上企業で、利益率が相対的に高い企業が多い点などが全体平均の差につながっているようだ。  EBITDAは、営業利益に減価償却実施額(未成工事支出金や販売費および一般管理費、完成工事原価等に係る減価償却費)を加算した額。経審では、直近2年の平均額が公表されている。  EBITDAマージンは、EBITDAを売上高で除して算出。減価償却費の影響を除いた本業の収益力を見る指標として活用されており、企業規模に左右されない利点もあるとされている。  700点以上のEBITDAマージンの平均を見ると、ほとんどの点数階層で収益率が9%台を超えているのが特長だ。  岡山県内企業も、700点以上企業は各得点階層で7%台を上回る収益率を確保しているものの、700点以上企業数の違い(広島県内企業は全体の約4分の1、岡山県内企業は同約5分の1)などが全体平均の差に表れているようだ。  全体平均(621点)を含む、600点以上の全企業のEBITDAマージンの平均は6・6%。岡山県内企業は5・9%。  X2点は、経営規模の項目で、自己資本額と平均利益額(EBITDA)を点数化して算出する。X1(許可を受けた業種の工事の種類別平均完工高の評点)とともに、経営規模の審査項目となる。  今回集計は、売上高に占める完工高の比率が80%以上の企業のみを対象とした(※関連記事ランキング表は、売上高に占める完工高の比率が80%未満企業のうち元請完工高1億円以上の企業も加えて掲載)。経営事項審査受審企業データ(2026年6月版)に基づく。   取材協力:JME