戸田建設が小学生向けイベント

東京

ペーパークラフトを作る参加者

 戸田建設は本社(中央区)内のミュージアムで、小学生向けの見学イベントを開き、子どもらがビルの構造や地震に強い建物の仕組み、浮体式洋上風力発電所について学んだ。  初めに、本社ビルの構造を紹介した。中心部に鉄筋コンクリートの壁を配置する「コアウォール免震構造」を採用しており、案内役は、コアウォールや免震ゴム、オイルダンパーによって地震時の揺れを抑える仕組みを説明した。  続いて、地震や建物の揺れを学ぶ授業を実施。講師は、建物の高さによって揺れ方が異なることや、地震の揺れと建物の揺れが合うと大きく揺れる「共振」について説明。ストローを使った実験では、四角形より三角形の方が変形しにくく、橋のトラス構造や木造住宅の筋交いにも使われていることを紹介した。子どもらはその後、建物の揺れを学ぶペーパークラフトを組み立てた。  同社が手掛ける浮体式洋上風力発電所の展示も紹介し、子どもらは、風車を海底につなぎ留めるチェーンの実物大模型などを見学した。  ミュージアム室長の村江行忠氏は、イベントの狙いについて「建設業全体の裾野を広げる意味で、より若い世代への発信が重要」と説明。「子どもたちにものづくりの面白さや建設業の魅力を発信できる学びの場になれば」と話した。