大塚駅南口市街地再開発 都市計画案まとまる

東京【2026/08/19 東京版に掲載】
 【豊島】大塚駅南口市街地再開発事業に関する都市計画案が明らかになった。延べ面積約6万2780平方㍍の再開発ビルを建設する他、広場や歩行者空間の新設、既存道路の拡幅などを行う。豊島区が8月31日まで計画案を縦覧する。豊島区からの2026年度内の都市計画決定を待ち、29年度の着工。32年度の完成を目指す。  対象地は豊島区南大塚3丁目の4465平方㍍。JR大塚駅南口の駅前広場に隣接する。地区内は戦災復興区画整理によって建設された築40年以上の連棟式建物が集積している。再開発によって土地の有効利用と防災上の課題解決を促す。  再開発ビルの規模は鉄筋コンクリート一部鉄骨造地下2階地上41階建てで、最高高さは160㍍。用途は共同住宅を中心とし、低層階には公共の生活支援施設、店舗、温浴施設などを配置する。地区の用途地域は商業地域で、建ぺい率は80%、容積率は500%と700%。  この他、地区施設として▽広場1号(ピロティ、階段、緑化部分含む)=約670平方㍍▽広場2号=約275平方㍍▽歩道状空地1号=延長約100㍍▽歩道状空地2号=延長約105㍍▽緑地=約160平方㍍―などを新設し、既存の区道5カ所を拡幅。人通りの多い駅前商店街の交通事情を改善し、災害時の一時避難スペースを設ける。  事業協力者には東京建物(中央区)と住友不動産(新宿区)が参画。27年度に本組合を設立する予定だ。