霞が関・虎ノ門市街地再開発 本年度都市計画決定

東京
 【千代田・港】霞が関・虎ノ門地区で計画している市街地再開発事業が本年度内に都市計画決定される見通しとなった。事業のスケジュールが具体化し、先行して解体工事が進むB地区は本年度に着工。A地区は2027年度に本組合の設立認可を受け、31年度に着工する予定だ。  計画地は千代田区霞が関1丁目と港区虎ノ門1丁目の約1・4㌶で、虎ノ門交差点を中心に外堀通りと桜田通りに囲まれた区域。現在、中央日本土地建物グループ本社ビルの他、複数のビルが立つ。  A地区(1・2㌶)とB地区(0・2㌶)に分けて2棟の再開発ビルを建設する。事業主体は中央日本土地建物(千代田区)と東洋不動産(港区)で、国の「東京圏国家戦略特別区域都市再生プロジェクト」の認定を受ける見込み。  A地区の規模は地下4階地上28階建て延べ約15万1800平方㍍。事務所、店舗の他、低層階に大会議室やラウンジなどを備えた特設のオフィスを配置。この他、駐車場、地下広場、地下歩道などを整備する。事業に関わる環境影響評価調査計画書は日建設計(千代田区)が作成。31年度の着工、36年度の完成を見込む。  B地区の規模は地下2階地上12階延べ約9400平方㍍。用途は事務所、店舗。東洋不動産が個別事業で実施し、現在、西松建設関東建築支社(港区)が地下躯体の解体を進めている。設計は東畑建築事務所(港区)が担当。建築工事は26年度の着工、29年度の完成を計画している。