広島県 半導体産業等に貢献する道路整備推進など 次期道路整備計画骨子
広島
次期道路整備計画の実施方針(骨子案より)
広島県土木建築局は、「広島県道路整備計画2026(仮称)」の骨子案をまとめた。依然として残る渋滞の解消と、物流の2024年問題の解決に向けさらなる物流効率化が求められているとともに、半導体産業の大規模投資に併せた道路整備、道路分野の脱炭素化、より効果的・効率的な除草・伐木対策による道路環境の保全、などを取り組みの方向性に挙げている。県事業の実施箇所は、市町調整なども踏まえて選定するとしていて、素案は11月に公表する計画だ。
実施方針では、▽県土強靱化のための道路ネットワークの強化▽安全で快適な道路空間の形成▽物流生産性向上のための道路ネットワークの構築▽地域内の交流連携を支える道路ネットワークの構築▽コンパクトで持続可能なまちづくりに資する道路整備▽道路施設の適正な維持管理―の六つの施策を示した。
この中で、社会情勢の変化を踏まえた新たな取り組みとして、半導体など産業クラスターの形成に貢献する道路整備の推進や、スマートインターチェンジやコネクトパーキングなどの整備を挙げている。また、CO2総排出量の約18%を占める道路分野の脱炭素化、地域の担い手が減少する中、より効果的・効率的な除草等による道路環境の保全を取り組みの方向性として示している。
■骨子案に示す主な事業箇所
県土強靱化のための道路ネットワークの強化―▽呉平谷線〔上二河工区〕▽国道184号〔尾道拡幅〕▽国道186号〔飯山~栗栖〕(法面対策)▽国道487号〔早瀬大橋〕(耐震補強)
安全で快適な道路空間の形成―▽国道375号〔十日市南〕▽国道432号〔中河内〕▽国道486号〔父石~目崎〕
物流生産性向上のための道路ネットワークの構築▽国道2号〔広島南道路、福山道路〕▽福山沼隈線〔草戸~熊野〕▽吉川西条線〔原工区〕▽コネクトパーキング宮島
地域内の交流連携を支える道路ネットワークの構築―▽国道432号〔竹原バイパス〕▽矢野安浦線〔熊野バイパス〕▽廿日市環状線〔上平良~佐方〕
コンパクトで持続可能なまちづくりに資する道路整備―▽国道314号〔東城バイパス〕▽坂小屋浦線〔平成ケ浜~森浜〕▽大田木ノ江線(古本~天満)▽広島市東部地区連続立体交差〔府中町~海田町〕▽上寺家下見線〔西条東~寺家〕
