災害時相互支援協定を締結 宍喰建設工業と広瀬組 県南地域の安全強化へ 

四国

協定を結んだ広瀬組(左側)と宍喰建設工業(右側)

 宍喰建設工業(海陽町)と広瀬組(那賀町)は8月20日、南海トラフ巨大地震などに備えた「災害時相互支援協定」の締結式を海陽町内で開いた。大規模災害の発生時に、津波の被害が大きいと予想される沿岸部と比較的被害が少ない内陸部の地域特性を踏まえ、両社が建設機械や資機材、人員などを相互に支援し、地域の早期復旧と事業継続を図ることが目的。  協定式であいさつに立った広瀬組の広瀬芳弘社長は、「地域特性の異なる企業同士がお互いの強みを生かして支え合うことで、大規模災害時に地域住民の皆さまに安心と安全を届けることができる。今後このような取り組みが県内の建設産業全体に広がり、災害に強いネットワークづくりにつながることを期待している」と話した。  続いて、宍喰建設工業の谷口美徳社長は、「本協定を機に、両社の連携を深め、災害が発生した際には迅速に対応できる体制を築いていく。さらに、今後は本協定に関する取り組みにとどまらず、さまざまな機会を通じてお互いに協力をしていきたいと考えている」と意気込みを述べた。  今後は、協定に基づき、年に1回以上の合同防災訓練の実施や災害対応能力の向上に向けた情報交換などを進めていく。