次世代エアモビリティの社会実装加速 県内でVポート候補地を具体化

静岡
 静岡県は、次世代エアモビリティの社会実装を推進している。  清水エリアでは、鈴与が事業モデルの具体化に向け、機体や航路、バーティポート(垂直離着陸用飛行場、Vポート)、格納庫の検討を進める。Vポートの中長期計画として、2027年度はVポートの建設検討、設計、建設開始、格納庫の候補地を調査する。  日本平をはじめとしたVポートの主要候補地では、立体駐車場型Vポートを設置した場合のパース図作成を併せて行う。  また、清水港近くでのVポート設置や、JR静岡駅やJR清水駅の近郊で、新たな事業モデルを検討していく。  28年度以降は、引き続きVポート建設や格納庫設計と建設を推進する他、静岡空港を活用した事業モデルを検討する見通し。その他、事業モデルの検討や事業収支シミュレーション、航路検討などを実施する。  御殿場プレミアム・アウトレットでは、三菱地所が既存Vポートの拡張や、立体駐車場を活用した低層高架Vポート化を検討。旗艦Vポートとしての整備を目指す。  現在の構想は、P5平面駐車場(地上Vポート)、P5立体駐車場(高架Vポート)、従業員立体駐車場(高架Vポート)の3カ所。行政や関係者と連携し、適地選定やプランニング、実装に向けた課題整理などを行う。制限表面や充電・消火設備、既存施設改修の検討も進める。  県では24年12月、次世代エアモビリティを県内で導入するための計画「静岡県次世代エアモビリティ導入促進ロードマップ」を策定。全県データを6月に公開した3次元点群データ「VIRTUAL SHIZUOKA」による離着陸場の適地選定を進めた。