「4週8休」初めて最多に 公共・民間で取得状況に差

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 国土交通省が建設業の休日取得状況を調べたところ、技術者・技能者のいずれも「4週8休以上」との回答が初めて最多となった。特に、公共工事主体に受注している回答者で4週8休以上が約7割と大きな割合を占め、週休2日が進展。民間工事主体の回答者で4週8休以上は2割前後にとどまり、公共・民間工事で休日の取得状況の差が拡大した。  全国の建設業者を対象に働き方改革の実施状況を調査した。全国の主要な建設業者1939社から雇用している技術者・技能者の今年1月時点の状況を聞いた。  平均的な休日の取得状況について聞くと、週休2日以上は技術者で38・5%、技能者で37・0%を占め、初めて最多となった。受注する公共・民間工事の割合に注目すると、ほぼ公共工事のみを受注している場合は技術者の67・0%、技能者の68・3%と大半が4週8休以上だった。  一方、民間工事主体の場合、技術者の21・6%、技能者の18・9%しか4週8休以上の休日を取得できていない。最も多いのは4週6休で、技術者の39・8%、技能者の38・7%を占めた。  前年度と比べると、公共工事主体の企業の技術者・技能者で4週8休以上の割合が大きく増えた。一方、民間工事主体の技術者・技能者で4週8休以上は微増にとどまった。  1カ月あたりの平均的な残業時間についても調べた。時間外労働規制で原則として上限とされる「45時間」以上との回答は、技術者で3・5%、技能者で2・4%にとどまった。前年度との比較では、技術者が9・9ポイント、技能者が8・7ポイントと大きく減少した。時間外労働の罰則付き上限規制の適用から1年がたち、働き方改革が進展した。  休日確保や時間外労働の削減には、適切な工期の確保が必要となる。工期設定に際して発注者や元請けなどと協議を行っていた企業は72・5%、実際に要望を受け入れられることが「少なくない」「多い」と回答したのは60・7%だった。一方で、そもそも注文者の意向を優先し、協議を依頼しないとの回答も21・6%あった。