横浜市 ズーラシア繁殖C・病院棟の空調更新 27年度に実施設計

神奈川【2026/09/02 神奈川版に掲載】
 横浜市みどり環境局は、よこはま動物園ズーラシアの繁殖センター・病院棟の空調設備を改修するため、基本設計を日本環境設計(横浜市中区)に委託した。履行期限は2027年3月31日まで。27年度に実施設計を委託する予定。28年度の工事発注を見込みつつ、前倒しも視野に入れている。  よこはま動物園ズーラシア(旭区上白根街1175ノ1)の繁殖センター・病院棟は、希少な野生動物の飼育や繁殖、調査・研究を行う施設。建物の規模は鉄筋コンクリート造2階建て延べ2220平方㍍で、1階が動物病院、2階が繁殖センターと分かれている。1993年3月に竣工した。  中央熱源方式を採用している既存の空調設備が老朽化しているため、改修に伴って空調システムを見直す。個別熱源方式への切り替えを考えている。  委託では、改修する空調システムを比較検討し、工事の概略工程表を作成する。既存建物のアスベスト含有建材の事前調査も行う。  対象となるのは、1階にある解剖室や検査室、入院室、2階の研究室や事務室など。各部屋に個別EHP(電気ヒートポンプ)を設置する想定だ。  工期とコストの縮減を優先するため、できるだけ天井を解体しない方式を検討する。既存の冷温水発生機やクーリングタワーなど天井解体を伴わない機器は撤去し、天井内の不要機器や配管類は基本的に残置する方針。入院棟暖房専用室のボイラー系統の熱源機とファンコイルユニットも更新する。