伊藤忠商事 旧本社の解体に着手 新社屋は29年に着工

東京【2026/09/04 東京版に掲載】
 【港】伊藤忠商事(港区)は、東京本社ビルを建て替えるため、既存建物を解体する。東側に隣接する「伊藤忠ガーデン」と合わせた総延べ床面積は10万1940平方㍍で、施工は大成建設(新宿区)が担当。現地では工事に向けた準備が進み、月内に工事を開始する。2029年2月末に解体を完了し、引き続き新本社の建設工事を行う予定だ。  旧本社ビルの構造は鉄骨造・鉄筋コンクリート造・鉄骨鉄筋コンクリート造地下4階地上22階建て。ギャラリーやレストラン、商店、キッズパークなどがあった「伊藤忠ガーデン」の構造は鉄筋コンクリート造で、地下3階地上2階建て。設計は日建設計(千代田区)、施工は間組(現安藤ハザマ、港区)が担当し、1980年に完成した。  新本社ビルの規模は地下5階地上38階建て延べ21万3000平方㍍を予定。2029年半ばに着工し、34年初頭の完成を目指す。建て替え期間中は、本社を赤坂トラストタワー(港区)に移転する。  建設地は北青山2ノ5ノ1で、敷地面積は1万3170平方㍍。東京メトロ銀座線外苑前駅の地上出入り口に接し、青山通りに面する。  本社建て替えは、神宮外苑地区第一種市街地再開発事業の一環に位置付けられている。同社と三井不動産、明治神宮、UR都市機構の4者による個人施行で、秩父宮ラグビー場や神宮球場などを再編しながら順次建設し、38年度の事業完了を目指している。