霞ケ関キャピタル 綾瀬に危険物自動倉庫開発
神奈川
吹き抜け構造として パレットを縦横に配置する
【綾瀬】霞ケ関キャピタル(東京都千代田区霞が関3ノ2ノ1)は、綾瀬市内で危険物倉庫「LOGI FLAG CHEMICAL TECH綾瀬Ⅰ」の新築工事に着手した。同社が開発する冷凍冷蔵倉庫と同様、自動化設備を導入する。設計・施工はIHI物流産業システム(東京都江東区)が担当し、2027年8月の完成を目指す。
規模は鉄骨造平屋6810平方㍍(高さ5㍍ごとの仮想床により算定)。化学品や潤滑油、アルコール製品といった、第4類危険物に指定された引火物の保管に対応する。
施設には冷凍冷蔵倉庫で導入する自動化設備を使い、吹き抜け空間に5254枚のパレットを縦横に配置。パレット間を移動するクレーンが荷物を所定の保管場所にピッキングする。
建設地は綾瀬市吉岡東1ノ6802ノ2他の敷地6095平方㍍。東名高速の綾瀬スマートインターチェンジから約3㌔の場所にある。
同社は、企業のコンプライアンス意識の高まりにより、危険物を適切な保管先に移管する動きが進んでいると分析。平屋、1棟当たりの床面積1000平方㍍以下といった規制により容積率が未消化となることが多く、これまで危険物倉庫を開発対象としていなかったが、自動化設備の技術を活用して投資効率を高めることができると判断した。
神奈川県は危険物倉庫の所管面積が全国で最も大きく旺盛な需要があることから、積極的な開発を続ける方針だ。
