徳島県9月補正予算案 投資的経費7・7億余追加 新規事業が中心
四国
徳島県は、一般会計に投資的経費7億7720万円を追加する9月補正予算案を、11日に開会する9月定例会に上程する。新規事業が中心で、防災・減災対策や魅力的な地域づくりなど、喫緊の課題に迅速に対応する。
主な新規は、災害対策本部初動対応・情報収集力強化事業に工事費7170万円を計上。南海トラフ巨大地震発災時に孤立化を想定する牟岐町~海陽町の3地点に高所カメラを設置し、県災害対策本部で状況を把握できる情報収集体制を構築する。
新たに工業用水道管路耐震化工法調査検討事業で委託料1000万円を計上。コスト削減と工期短縮を可能とする管更生工法導入を調査・検討する。
アスティとくしまファシリティ活用検討事業で新たに委託料2400万円を確保する。開館から30年以上の舞台装置など、機能面と安全面から劣化状況を調べ、新たな活用の可能性や求められる設備水準を検討する。
新規で鳴門公園サイクル環境構築事業に委託料1320万円。サイクル環境と魅力向上に向けた設計など行う。案内看板設置、自転車と歩行者の動線区分、スロープ設置、駐輪場整備、目的地分散化のモニュメントなど、具体的場所や実施内容の設計・選定を予定している。
あすたむらんどレガシーコンテンツ再稼働事業には新規に工事請負費2億9700万円。吉野川めぐりアトラクションでコース構造部、制御装置など基盤部分を修繕する。
新たに県内で産業クラスターを形成する予算として、地域未来基金53億6623万円を積み立てる。
継続事業では、空き家5(ファイブ)戦略事業に委託料800万円と補助金4000万円。民間企業と連携し、建物を利活用する先導的モデルを展開、取り組みを加速する。
高等学校等教育改革促進基金積立金・高校教育改革促進事業には、工事請負費1億2498万円、委託料2億6503万円、積立金約62億円を計上。別途、2027年度債務負担限度額に3億7352万円を設定する。海部高校で探究的な学びを支える環境整備などを行い、徳島科学技術高校、徳島商業高校、脇町高校で環境整備や拠点整備に取り組む。
