広島市 チャレンジ型の入札参加者 約3倍に増加

広島
 広島市は9月9日、今年5月に総合評価落札方式で試行導入した「チャレンジ型」について、平均入札者数が9者だとし、昨年度の土木の総合評価落札方式と比べ入札参加者が約3倍になったと明らかにした。9月議会の一般質問で、沖本高博議員(自民党・市民クラブ)の質問に対して答えた。  沖本議員は、チャレンジ型導入の目的とその効果についてただした。  中西賢也都市整備局長は、総合評価落札方式の入札参加者が少ないため、原因を分析したところ、「市発注工事の受注実績や優良建設工事表彰実績などを評価項目として求めていることが、実績が少ない建設業者にとって入札参加を検討する上での一定の制約となっているのが判明した」と説明。  そこで、「受注実績や優良建設工事表彰実績が少ない場合であっても、優れた技術力を持つ建設業者が入札に参加しやすい環境を整え、受注機会の拡大を図るのが目的」だと答えた。  その上で効果について、8月末までに2件の契約を行ったとし、現段階では導入の効果に言及するのは時期尚早としつつ、「2件の平均入札者数は9者となり、令和7年度に総合評価落札方式を適用した土木工事の平均入札者数2・7者と比べ約3倍となった」と回答した。  チャレンジ型は、総合評価落札方式で簡易型または特別簡易型を適用する工事のうち、土木、舗装、とび・土工・コンクリートの工種に該当する設計金額2億円以上3億円未満工事から施工条件や難易度を考慮した上で選定するとしている。