竹ノ塚駅東口再開発 2万0400m2の施設建設、30年度に既存解体から工事

東京【2026/09/15 東京版に掲載】

イメージパース(竹 ノ塚駅から見た空間イメージ、枠内が施行区域)

 東武スカイツリーライン・竹ノ塚駅の東口地区再開発に向けた都市計画手続きが始まった。地元の足立区が9月11日と12日に住民らへ第1種市街地再開発事業の都市計画原案などを説明。施設建築物は延べ床面積約2万0400平方㍍で、主要な用途に店舗、住宅、公共・公益施設、駐車場、駐輪場などを挙げた。区による2026年度末の都市計画決定・告示の後、施行予定者のUR都市機構が28年度末に国土交通省から事業認可を得る見通し。既存建築物の解体を皮切りに30年度の着工、35年度末の事業完了を予定している。  東口地区再開発の施行区域は足立区竹の塚6丁目地内他の面積約1・3㌶で、区の駅前広場(面積約7090平方㍍)、URの竹の塚第三団地1~3号棟(3棟208戸)、東武鉄道の商業ビルが立地。25年10月に3者でまちづくりの覚書を取り交わし、URが施行予定者として都市計画案の作成支援や事業計画案の作成に当たることになった。  これに関連してURは26年1月に竹の塚第三団地の1~3号棟を対象とする建て替え第2期事業をスタート。居住者の移転先を確保するため、先行する建て替え第1期事業で施行区域の周辺に2棟120戸の新たなUR賃貸住宅を建てる。奥村組の施工で棟別に10月30日と11月30日に順次着工し、いずれも29年5月25日までに完成させる予定だ。  また、区は7月に駅周辺エリアのまちづくり計画を改定し、東口駅前再開発の施行区域を「駅前拠点地区」に位置付けた。  事業の都市計画原案などによると、施設建築物は竹の塚第三団地の1号棟と2号棟が立つ施行区域の北側敷地約5000平方㍍に建設。北側敷地のうち約3700平方㍍を建築面積に充て、延べ床面積を約2万0400平方㍍(うち容積対象約1万5900平方㍍)、高さの限度を50㍍とした。低層部に店舗や公共・公益施設、上層部に住宅を配置する方針で、駐車場や駐輪場を含めた用途別の床面積などは調整中だという。  主な用途のうち公共・公益施設は区が周辺の区有施設の状況などを考慮しながら機能を検討していく。住宅についてはURが竹の塚第三団地の他の住棟(5~14号棟)を将来的に建て替える際の居住者の移転先などにする。  併せて東口地区再開発では、施行区域の南側に現状と同じ広さで駅前広場を再整備。東武鉄道の商業ビルや竹の塚第三団地の3号棟の敷地を含む形状に改め、駅の改札と結節させて歩行者の回遊性と快適性を向上させたり、車両の動線を1カ所にすることで交通処理能力の向上と歩行者の安全性の確保を図ったりする。施行区域内への歩行者専用道路の新設なども計画している。