発注平準化、事業効果の早期発現へ 9月補正案に債務負担設定

静岡【2026/09/16 静岡版に掲載】
 静岡県は、工事発注量の平準化や雨期前の工事完了による事業効果の早期発現を図るため、9月補正予算案に一般公共事業25億7500万円、県単独生活環境整備事業40億円の債務負担行為を設定した。期間は2026、27年度。  一般公共事業の内訳は、河川関係国庫補助事業1億円、砂防関係国庫補助事業5500万円、港湾関係国庫補助事業3億7000万円、社会資本整備総合交付金事業20億5000万円。  このほか、新たな債務負担行為として、旧ヴァンジ彫刻庭園美術館の運営準備や三方原学園給食棟の建て替えなどを追加した。既設定分では、インフレスライドなどに伴う工事費の増額を反映した。  旧ヴァンジ彫刻庭園美術館には、2800万円の債務負担行為を設定した。消防法に対応するための連結散水栓工事と、新たな駐車場の造成設計に充てる。27年度の供用開始を予定している。  三方原学園の給食棟は、老朽化への対応と衛生環境の向上を目的に建て替える。債務負担行為の設定額は2億8300万円。  事業計画の変更に伴い、下田警察署改築、清水西高校解体、(仮称)下賀茂交番改築の債務負担行為限度額などを減額した。  下田警察署は、資材の入手遅延に伴う計画変更により9億5600万円を減額する。工期を4カ月間延長し、開署予定を28年1月とした。  清水西高校は、旧校舎でアスベストの含有が判明したため、解体スケジュールを変更する。  (仮称)下賀茂交番は、地盤強化対策に伴って事業計画を変更し、運用開始時期を27年7月とする。  9月補正予算案は、当初予算編成後の事情変化に伴って必要となった経費を盛り込んだ。一般会計は13億8600万円を減額し、特別会計は1億4000万円を増額する。投資的経費は15億5200万円の減額となる。

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