静岡市 東静岡市有地民間活用へプロポ
静岡
東静岡地区市有地民間活用事業の現地。奥はJR東静岡駅
静岡市は、JR東静岡駅北口の市有地を民間活力で有効活用する「東静岡地区市有地民間活用事業」で、公募型プロポーザルによる事業者選定に着手した。JR東静岡駅と静岡市アリーナ方面を結ぶ公共通路を含む官民複合施設、民間施設を整備する。駅とアリーナを結ぶ歩行者用連絡通路を確保し、市有地に民間機能を導入することで、東静岡地区の拠点性や回遊性の向上を図る。
9月28~30日に行う現地見学への参加者を、9月24~29日に募集する。質疑を10月9日まで、参加表明書を10月22~30日に受け付ける。提案書類やプレゼンテーションの審査を経て2027年1月中旬に優先交渉権者と次点者を決定する予定。
応募できるのは、単一事業者または複数の事業者などで構成するグループ。設計・工事監理などを担う法人には、26~27年度の市の建築関係建設コンサルタント業務の競争入札参加資格認定を受け、1級建築士事務所の登録をしていることなどを求める。
建物の一部をJR東静岡駅自由通路と接続し、市道東静岡北口環状線を横断するペデストリアンデッキまでの公共通路とする。有効幅員は8・0㍍以上を確保する。公共通路を含む建物の一部を研究施設として整備する。床面積は専有部分で700平方㍍程度。これら必須条件の他、提案には、地域の活性化や発展、アリーナを含めた周辺施設との連携で、東静岡地区全体のにぎわい創出につながることなどを求める。民間施設については、飲食や物販、宿泊、業務、スポーツ関連、エンターテインメント、子育て支援など、アリーナを核とする東静岡地区のまちづくりに貢献する用途を募る。
民間活力を活用して財政負担の抑制を図る。事業者には▽市の負担なし▽初期整備費、または維持管理費の一部負担▽借地料と相殺―などを検討し、市の負担額を提案するよう求める。
選定された民間事業者は、市と貸し付け契約などを締結し、土地を借り受けるか取得した上で、提案事業に必要な設計・施工・運営を一体的に担う。公共通路は静岡市アリーナの開業に合わせ、30年4月の供用開始を目指す。
