高知県 スペースポート実現可能性研究会 スペースポートに4社が関心

四国【2026/10/02 四国版に掲載】

スペースポート実現可能性研究会の様子

 高知県は、県内でロケットの打ち上げ発射台となるスペースポート建設の実現可能性を検証する「高知県におけるスペースポート実現可能性研究会」の第2回会合を開いた=写真。スペースポートの需要や適地などについての基礎調査の中間報告で、ロケット開発企業にヒアリングした結果、発射場を持っていない4社が高知を打ち上げ拠点とする可能性があることなどが報告された。  会では、調査の概要や今後のスケジュールなどを説明。調査ではロケット開発企業へのヒアリングを行い、進出動機の要素として▽保安距離が確保可能な用地面積・形状であること▽一級火薬庫が整備できる場所や一級火薬庫として利用できる施設が必須▽海に落ちたロケットを回収しなくてもよい環境がほしい▽地元自治体・漁業関係者等との調整のしやすさ、許認可対応のスピード―などの回答があった。また、発射場について陸上の他、海上での整備の可能性も示された。  委員からは、「洋上射場はコストが高く、経済的な部分を踏まえて検討したほうがよい」、「1社のみではなく、将来的に複数のロケット開発企業が使えるものとして検討してほしい」などの意見が出された。  同研究会は、有識者や高等教育機関、行政などのメンバーで構成。次回の会合は、2027年1月下旬の開催を予定している。