「災害対応に万全を期す」 井林新国交相が会見
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金子恭之衆院議員に代わって国土交通相に就いた井林辰憲衆院議員は、9月18日に臨んだ初の会見で、喫緊の課題として頻発する災害を挙げ、「対応に万全を期す」と述べた。2026年熊本地震や8月の千葉豪雨の被害に触れ、「災害が多様化してきている」と指摘。「国民の生命・財産を守り抜くことは重要な使命だ」と述べ、防災・減災、国土強靱化を強力に推進する考えを示した。
特に、都市型水害は「いつ、どこでも起こりえる」と強調した。9月に省内に立ち上げた検討会を通じ、ハード・ソフト両面の対策検討を急ぐ。
内閣発足に当たって高市早苗首相からは▽令和の国土強靱化▽地域未来戦略における産業クラスター計画の実行に必要なインフラ整備▽インフラシステムの海外展開▽27年国際園芸博覧会に向けた円滑な準備・運営―などの指示を受けた。「どの課題も国民の命と暮らしに直結する」と述べ、取り組みを加速する考えだ。
直近の課題には「何よりも、開幕まで半年となった横浜グリーンEXPOの準備に万全を期す」と述べた。
中東情勢の影響による建設資材の価格高騰を巡っては、建設Gメンによる重点調査を通じて適切な価格転嫁の働き掛けを進める。「丁寧に声を聞き、中小建設業者が安心して取り組める環境をつくる」と力を込めた。
【略歴】井林 辰憲(いばやし・たつのり)京都大学大学院工学研究科修了。02年国交省採用、10年退官。12年衆院選で初当選。第2次岸田第2次改造内閣で内閣府副大臣(経済財政・金融等担当)を務めた他、衆議院財務金融委員会委員長、自民党税制調査会幹事(インナー)を歴任。静岡県出身、50歳。
