五十里、川俣、湯西川で見学会 鬼怒川ダム統合管理事務所

東京【2026/09/28 東京版に掲載】

五十里ダム見学会の様子

 国土交通省鬼怒川ダム統合管理事務所は9月19日、栃木県日光市の五十里ダム、川俣ダム、湯西川ダムで見学会を開いた。参加者は、普段は立ち入れない監査廊や点検通路(キャットウォーク)を歩き、職員の説明を受けながらダムの構造を体感した=写真。  見学会ではこの他、選択取水設備内部の機器を公開。湯西川ダムでは災害対策車両も展示した。  同事務所によるダム見学会は、2004年7月に五十里、川俣、川治の3ダムで始まった。12年の湯西川ダム完成後は4ダム合同の見学会として年1回開いている。18、19年は台風で中止し、20~22年は新型コロナウイルスの影響で開催を自粛した。参加者は23年1454人、24年2369人、25年1376人に上り、恒例行事として定着している。  今回は、川治ダムで施設設備の修繕・更新に伴い、安全な見学環境を確保できないため、見学会の開催を見送った。整備後は再開するという。  同事務所は今後も、ダムを広く知ってもらう活動に取り組む方針で、ダムごとの見学会開催も検討している。また、アニバーサリープロジェクトの一環として、五十里ダム70周年、川俣ダム60周年、鬼怒川上流ダム群連携施設20周年を記念した期間限定のアニバーサリーカードを配布している。  この他、10月1日~11月23日には、川治ダム資料館(日光市川治温泉川治293ノ3)で「五十里ダム・川俣ダムアーカイブ展~記録が語るダムの軌跡~」を開く。建設当時の工事の様子や現在の姿、ダムが果たしてきた役割の変遷を写真や映像で紹介する。