岡山市 路面電車延伸環状化道路設計エイト、岡電軌道設計契約へ

岡山【2026/10/05 岡山版に掲載】

路面電車延伸環状化国道250号他詳細設計業務対象

 岡山市は、路面電車延伸環状化ハレノワ線(仮称)に伴う国道250号他の道路詳細設計業務をエイト日本技術開発(岡山市北区)に委託、2027年7月30日までに設計などをまとめる。一方、運行事業者の岡山電気軌道(岡山市中区、以下「岡電」と表記)でも、軌道部や新設するハレノワ電停上屋の設計を発注、近く契約手続きに入る見通し。事業者側では、設計と並行して中国運輸局に特許申請書を提出。9月17日の岡山市議会では問題ない主旨の意見書が議決された。今後、国土交通省の審査を経て26年度末までには特許許可を得て、整備の具体化を図る見通し。  路面電車延伸環状化は、概算事業費27・4億円を投じ、清輝橋線「大雲寺前」から新京橋西橋詰め「ハレノワ」(新設)を通り東山線「西大寺町」に至る約0・6㌔の軌道(単線左周りで一部歩道側停車場のサイドリザベーション方式採用)を4年程度で新設して29年度中の運行開始を目指す計画。道路整備は岡山市が整備し、軌道部整備は岡電が整備する。  国道250号他の道路詳細設計は、国道53号延長60㍍×幅員約36㍍、国道250号延長520㍍(軌道区間は約340㍍)×幅員約30~36㍍、県道岡山吉井線延長200㍍×幅員約27㍍の約0・78㌔の主に車道部を整備する予定。途中、大雲寺交差点(大雲寺停留所付近)、新京橋西交差点(ハレノワ停留所付近)、西大寺交差点(西大寺町前停留所付近)の3交差点改良なども行う。  基本的には両側歩道がある道路の、車道部の整備が中心となる見込み。特に250号大雲寺交差点改良では、その西側の車線改良もあるため、軌道区間約0・6㌔より約0・18㌔分だけ改良対象延長が伸びている。  軌道部の整備は、岡山市の(公金)補助を得て設計業務委託を発注済みで、今後契約締結する段階となっているもようだが、同社の広報担当では、一切を明らかにする義務はなく、取材対応できないとしているため、入札結果などの詳細は不明となっている。  今後の整備スケジュールは、軌道については、26年度以降設計・特許申請、27年度下期から工事施工認可申請、28年度上期中に工事着手し29年度末までに完成・運行開始する。道路整備については、26年度以降設計、27年度下期から工事着手し28年度上期中にも整備完了する予定でいる。