女性が働き続けられる建設業へ 東海4県建協女性部会が意見交換
静岡【2026/09/30 静岡版に掲載】
女性が働き続けられる建設業―意見を交わす女性部会の会員
女性が働き続け、活躍できる建設業界の実現に向け、東海4県建設業協会の女性部会が意見を交わした。
9月25日、東海4県建設業協会女性部会等ネットワーク協議会は岐阜市内で第2回会合を開き、講演や意見交換を行った。
主催者を代表し、岐阜県建設業協会女性専門委員会「Renge(れんげ)」の木村優花委員長は「建設業界では以前に比べて女性が活躍する場面も増えてきたが、まだ悩み事や困り事を抱える人も多い。本日の会合を通じて職場環境改善のヒントを得て、それぞれの職場に持ち帰ってもらいたい」と呼び掛けた。
会合に出席した岐阜県建設業協会の各務剛児会長は「結婚や出産を経ても、建設業を一生の仕事にしてもらいたい。協会としても、女性が働きやすい環境整備に全力で取り組んでいく」と述べた。
講演では、岐阜県可茂土木事務所道路課の遠藤美由紀氏と、岐阜県男女共同参画・女性の活躍支援センターの佐々木章子氏が登壇。遠藤氏は女性技術者の立場から、3年間の育児休業を取得した経緯や、復職後に現場勤務と子育てを両立する中で感じた葛藤などを語った。佐々木氏は、建設業界で働く女性を取り巻く環境の変化などを解説した。
講演後は五つのグループに分かれ、「女性が活躍する建設業にするためには」をテーマに、個人や地域が抱える現状と課題について意見を交わした。
同協議会は、東海4県(静岡、愛知、岐阜、三重)の建設業協会の女性部会などが、女性が働きやすく、就業を継続できる環境の実現を目指し、2026年1月に設立。次回会合は27年度に静岡県で開く予定だ。
