三菱一号館美術館とひろしま美術館など カフェをテーマに特別展 

広島

セレモニーでテープカットを行なう参加者

 三菱地所が設立した三菱一号館美術館(東京都千代田区丸の内2ノ6ノ2)とひろしま美術館(広島市中区)などは10月3日から、共同で実施する特別展「“カフェ”に集う芸術家―印象派からゴッホ、ロートレック、ピカソまで」を開催している。両館が共同で実施する特別展は初めて。初日に会場のひろしま美術館でオープニングセレモニーが開かれた。  ひろしま美術館の部谷俊雄館長は冒頭のあいさつで、「今回のテーマであるカフェは19世紀から20世紀初頭、芸術家や詩人、評論家などが集って新しい文化を生み出す議論と創造の場だった。今回の特別展はカフェに関連する作品で構成されているので、カフェ文化を十分に堪能できる場を目指す」と述べた。  続いて、三菱一号館美術館の池田祐子館長が壇上に立ち、「展示品を通して、一つの地域と場所で多くの人が交流し、いろいろなものが生まれてきた臨場感を味わってほしい」と来館者に呼び掛けた。  2010年に開館した三菱一号館美術館は「都市生活の中心としての美術館」をミッションに掲げ、これまで多くの展覧会を行ってまちづくりに関わってきた。  池田館長は「三菱地所としても、長年、広島県内でデベロッパーの立場からオフィスビルや住宅などの都市開発に関わってきた。今回、三菱一号館美術館のコレクションをひろしま美術館で展示できることを大変うれしく思っている」と話した。  同特別展の開催期間は、前期が10月3日~11月15日。後期が11月17日~27年1月11日。会期中に展示替えも行なわれる。休館日は11月16日と12月29日~27年1月2日。