境浄水場関連送水管 27年度以降に第2工区のトンネル工 都水道局

東京
 東京都水道局は「境浄水場関連送水管」の整備で、送水管用トンネルの2工区目に当たる工事の発注時期を2027年度以降に改めた。関連工事の進捗との調整が理由。これまでは「武蔵野市桜堤三丁目地内から同市関前一丁目地内間送水管(1200mm)用トンネル築造工事」と題して第3四半期に一般競争入札を公告する予定だった。外径2000㍉、延長1860㍍の送水管用トンネルを泥土圧シールド工法で築造する内容で、工事発注規模価格帯は20億円以上30億2000万円未満、工期は690日間としていた。  水道局は災害時や事故時、施設更新時のバックアップ機能を確保するために送水管のネットワーク化を進めている。その一環として、境浄水場(武蔵野市関前1丁目)と上水南給水所(小平市上水南町3丁目)を結ぶ内径1200㍉、延長5・5㌔の境浄水場関連送水管を整備。上水南給水所への送水を現在の東村山浄水場(東村山市美住町2丁目)からと境浄水場からの2系統にして、多摩地域の給水安定性を向上させる。  境浄水場関連送水管の送水管用トンネルは、ルート上の武蔵野市桜堤3丁目地内を境に上水南給水所方面と境浄水場方面の二つの工区に分けて築造。おおむね泥土圧シールド工法で主に五日市街道の直下を掘り進める。2031年度の完了を目指している。  先行する上水南給水所方面の第1工区は清水・西武・京成JVが担当。発進・到達立坑を設けて外径2000㍉、延長3437㍍の送水管用トンネルを築造する。工期は29年12月まで。  一方、工事の発注を27年度以降に改めた第2工区は境浄水場方面で、外径2000㍉、延長1860㍍の送水管用トンネルを築造する。第2工区の到達立坑にもなる第1工区の発進立坑(武蔵野市桜堤3丁目地内)の工事進捗を踏まえ、26年度中の発注を見送った。  なお、第2工区の発進立坑は鴻池組が27年5月25日までの工期で境浄水場内に設ける。