聖ヨハネ会 小金井の特養を建替え 都の代替施設に仮移転

東京
 聖ヨハネ会(小金井市)は小金井市にある特別養護老人ホーム「桜町聖ヨハネホーム」を建て替える。東京都が清瀬市に整備した代替施設を仮移転先として活用。改築の基本設計を汎設計(中央区)で進めている。また、東京援護協会(台東区)も都が板橋区に整備した代替施設を仮移転先にして、運営中の社会福祉施設を建て替える。いずれも今後数年の間に工事を実施する見通しだ。  聖ヨハネ会の桜町聖ヨハネホーム(小金井市桜町1ノ2ノ24)は1986年4月に開設した。定員は入所106人、ショートステイ8人となっている。  都内の社会福祉施設は老朽化により建て替えを必要とする施設が多い。一方で、敷地が狭く地価も高いことから、建て替え期間中の仮移転先の確保が困難な状況にある。  都福祉局はこうした課題を解消するため、民間が社会福祉施設を建て替える際に仮移転先として利用できる代替施設を整備。3カ年を限度に法人に貸し付けている。 ~東京援護協会も施設改築へ~  2025年度に清瀬市梅園と板橋区栄町に整備した代替施設2カ所で法人の公募を行い、10月20日に利用事業者を決めた。清瀬市梅園の代替施設を聖ヨハネ会に、板橋区栄町の代替施設を東京援護協会に貸し付ける。いずれも27年度以降に貸し付け契約を結ぶ予定だ。  聖ヨハネ会に貸し付ける代替施設は清瀬市梅園1ノ3ノ32に立地。規模は重量鉄骨造3階建て延べ6445平方㍍で、定員は120人。19年5月に完成した。  東京援護協会に貸し付けるのは板橋区栄町35ノ2に所在する代替施設で、規模は鉄筋コンクリート造3階建て延べ5312平方㍍。定員は120人で、25年11月に完成した。  東京援護協会は建て替える施設名を明かしていない。同法人が代替施設の近傍で運営する社会福祉施設には「特別養護老人ホームいずみの苑」(板橋区東坂下2ノ2ノ22)などがある。