アンダーパス冠水から命を守る 山陽ロード工業で遮断機を販売中

岡山【2026/10/28 岡山版に掲載】

実際に活用されている遮断機「SG―3型」

 頻発化・激甚化する大雨の影響で、アンダーパスの冠水事故が多発しており、国土交通省では「アンダーパスにおける冠水事故防止に向けたガイドライン」を策定し、事故撲滅を目指している。  そのガイドラインにも紹介をされている「交通遮断機」の製造なども手掛け、「地域の生活を守り、美しい景観を守る。」をキャッチフレーズに交通安全施設工事や橋梁・トンネル補強工事など幅広く事業を展開する山陽ロード工業(津山市)では、高い視認性と操作性を両立したトラス型遮断機「SG―3型」など多くの製品を開発・販売している。  SG―3型は、最大10㍍の遮断バーが水平可動することで、設置・利便性に優れている。また、可動方式が手動のため、電源設備などを必要とせず、経年劣化にも耐久性があり、維持管理などのコストを抑えることができる。車両を運転するドライバーからは認識しやすく、事故防止に役に立つ製品となっている。価格は約250万円。  同社はSGシリーズ(1~3型)の他、簡易構造でコストパフォーマンスを重視したHNシリーズ(1~2型)、遮断力に優れた大型機DGシリーズ(1~2型)、歩行者用遮断機、第4種踏切用遮断機など多数の製品を開発し、ニーズに併せて常にバージョンアップを試みている。販売担当者は、「全国の自治体や交通安全を対策する関係者に製品を活用してもらい、少しでも『安心・安全』の一翼を担えたら」と思いを語る。  同社製品は、2021年以降の直近5年間で全国に約230台(全機種の合計)を設置しており、その内、岡山県内では35台を設置している。問い合わせ先は岡山営業所(086)294―7002まで。