大和ハウス 江東区の大型物流施設が27年4月から全面稼働

東京【2026/11/05 東京版に掲載】

大和ハウス工業が都内で開発した最大の物流施設

 大和ハウス工業とヤマト運輸は、4月に完成した東京都江東区の大型物流施設を報道関係者に公開した。大和ハウス工業が都内で開発した最大の物流施設で、延べ床面積は15万平方㍍を超える。9月に一部稼働を開始しており、2027年4月の全面稼働を予定する。  規模はプレキャスト・プレストレストコンクリート造一部鉄骨造6階建て延べ15万0468平方㍍。設計はフクダ・アンド・パートナーズ、施工は西松建設が担当した。ヤマト運輸が施設を一棟賃借している。  荷物の仕分けや配送、商品の保管・梱包(こんぽう)などの作業を一体で行う施設。1~2階は荷物を行き先別に仕分け、配送するための拠点。自動仕分けの機械を導入しており、1時間当たり4万3200個の荷物を処理できる。従来の施設と比べ、1時間当たりの仕分け個数が約39%増加した。3階は宅配便の営業所、4~6階は在庫保管や梱包などを行うスペースとなっている。  全階に車両の直接乗り入れが可能なダブルランプウェイと計271台分のトラックバースを確保。車両の走行音や夜間の車両ライトが周辺に与える影響を軽減するため、車路やランプウェイを防音屋根・壁で囲った。  所在地は江東区東雲1ノ7ノ30。敷地面積は約4万1452平方㍍。  東雲地区は、物流施設としては珍しい「都心5㌔圏」の貴重な立地で、プロロジス(千代田区)がヤマト運輸の物流施設を取得し、複数企業が利用可能な施設に改修する計画もある。  施設の規模は鉄骨鉄筋コンクリート造5階建て延べ9262平方㍍。敷地面積は3548平方㍍。27年4月から駐車場の拡張と、空調設備のリノベーション工事を行い、28年春の稼働開始を目指す。設計・施工の依頼先は非公表。