中日ドラゴンズ2軍本拠地移転 複数自治体が誘致に前向き

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候補地の一つである小牧市総合運動場

 2026年度に公募条件の公表を予定しているプロ野球「中日ドラゴンズ」の2軍本拠地移転計画。1月13日に愛知県西尾市の中村健市長が手を挙げたことで、中部3県では8市が誘致する意向を表明したことになった。  名古屋市中川区にあるナゴヤ球場に替わる2軍本拠地の移転計画。名古屋市東区にあるバンテリンドームナゴヤから車で原則1時間以内という要件が示される中、現時点で誘致する考えを示しているのは、愛知県内で小牧市、春日井市、津島市、瀬戸市、犬山市、西尾市の6市、愛知県外では岐阜県羽島市、三重県桑名市となっている。  小牧市は検討チームを立ち上げ、両翼92㍍、中堅120㍍の市民球場、多目的運動場、陶運動場を要する総面積9万2450平方㍍の総合運動場(上末3450ノ303)を候補地に挙げた。  春日井市は、25年12月議会の一般質問で、石黒直樹市長が「地域経済活性化や都市ブランドの向上など、夢のある魅力的な構想」と答弁。前向きな姿勢を示している。今後は、用地確保などに係る費用の高額化や交通問題など、メリット・デメリットを整理して市としての方針を固めていくとした。  津島市は、日比一昭市長が25年12月、自身のSNSで、JR関西線永和駅の北側へ誘致を目指す旨を投稿。その他の市も首長らが誘致に向けた取り組みを進める意向をさまざまな形で表明している。  現時点で2軍本拠地の候補地条件として示されているのは、バンテリンドームへの移動時間の他、▽メイン球場・サブ球場・屋内練習場・選手寮・クラブハウス・駐車場などを整備するための十分な面積(参考面積=約6万平方㍍以上)と利用しやすい土地形状、▽地方公共団体などからの効果的な支援・協力―の2点。今後出される詳細な公募条件を踏まえながら、各自治体は施設整備や支援体制で誘致を競うことになりそうだ。