川崎市 公共施設最適化へ方針策定 てくのかわさきなど現状維持求める声も
神奈川
生活文化会館てくのかわさき。男女共同参画センターすくらむ21との複合化を検討する
川崎市総務企画局は、「モデル4地域における資産保有の最適化に向けた取組方針」を策定した。モデル地域にある公共施設を対象に、複合化や集約化を検討する。方針策定に当たって実施したパブリックコメントでは、複合化を検討する施設の現状維持を求める声などもあった。
公共施設の最適化を優先的に検討するモデル地域には、川崎・渡田・富士見地域、平間・御幸・南河原地域、西高津・高津・東高津地域、柿生・麻生・王禅寺中央地域を選定した。
複合化などを検討する「複合化等検討施設候補」は24施設。このうち、モデル地域内で周辺施設との複合化を検討する施設として、▽生活文化会館てくのかわさき(高津区溝口1ノ6ノ10)▽男女共同参画センターすくらむ21(高津区溝口2ノ20ノ1)▽地域子育て支援センターかじがや(高津区梶ケ谷4ノ12ノ2)▽地域子育て支援センターふるいちば(幸区古市場1ノ1ノ3)▽地域子育て支援センターみなみゆりがおか(麻生区王禅寺西1ノ26ノ2)―を選んだ。
2025年11月28日~26年1月16日に実施したパブリックコメントでは、26通63件の市民意見が集まった。
複合化も視野に入れる「生活文化会館てくのかわさき」と「男女共同参画センターすくらむ21」については、単館維持・現状維持を求める声が7件あった。「技能者育成と男女共同参画では目的や機能が違う」として機能縮小に反対し、複合化の際には窓口・フロアの分離を要望する声も2件あった。
両施設では、26年度から1~2年程度かけて必要な機能を整理し、27~29年度までに最適化に向けた概略検討を実施する。検討結果によっては複合化せず、施設単館での建て替えや長寿命化対策を行う場合がある。
施設の老朽化対策としての公共施設の最適化に賛同する意見が5件があったのに対して、集約化に伴うアクセス悪化の懸念、ホールや練習場の不足を訴える声も複数あった。
