今、そして未来へ つながる中部42.6
2025年夏頃までに中部地方整備局管内で開通する4事業の道路。その総延長はマラソンを超える42・6㌔に及ぶ。下記特集の中で名古屋城と駿府城からの距離感を示したが、中世の日本であれば行政や商業の体制にも影響を与える距離。戦国時代の軍の移動距離が1日約20~40㌔であることを考えると、当時の中部地方に同じような高規格道路があれば、関ケ原や三方ケ原の戦いの結果が変わっていたかもしれない。
ただ、この道路は、今を生きる人たち、これからの中部・日本の未来を拓(ひら)く人たちのためにつくられた。新たな道路ネットワークには、交通渋滞の緩和だけでなく、経済の活性化や耐災害性の強化などが期待されている。
中部地方整備局が「つながる中部」のロゴに込めた「人、モノ、情報、地域の連携につながる」というイメージ。その連携の効果を下記の特集(PDF)で紹介していく。